2020年はオンライン教育のスタートイヤー。コロナの影響による学校の長期休校によって、教育機関のパソコン活用についてさまざまな意見が聞かれるようになりました。
なかでも意見が分かれるのが、「小学生に専用のパソコンは必要かどうか」。
結論からいえば、これからオンライン学習はどんどん広がっていくため、家庭の共用パソコンではなく専用のパソコンが必要になってくるでしょう。
この記事では、子どもにパソコンはなぜ必要なのか、買い与える場合はどのような点に注意して選べばいいのかを解説しています。
パソコンで課題に取り組み、提出する時代
都道府県や公立・私立によって足並みは異なるものの、オンラインでドリルや教育コンテンツを配信し、家庭で取り組むよう促す自治体や学校が増えてきています。
習い事でも、オンラインレッスンやサポート教材のオンライン配布などが徐々に一般的になり始め、「課題をパソコンでこなす」という作業の低年齢化はすでに始まっているといえるでしょう。
通常であれば、プログラミング教育、ICT教育は緩やかに進んだかもしれませんが、コロナの影響はいわば非常事態。オンラインの普及は、休校措置によって加速しました。感染者数がおさまらない現状では、いつ前回のような休校措置がとられるかと危惧する声もあり、子どものオンライン環境を整備することは必須になってきました。
テレワークの普及によって一家に一台から一人一台傾向に
子ども専用のパソコンの有無が議論されるようになった背景には、教育機関の変化だけでなく親の働き方の変化も影響しています。
政府は、このコロナ禍で、業務の7割をテレワーク化することを要請しており、可能な業種ではできる限りテレワークに振り替えて業務をおこなうべく整備が進められています。この働き方は今後もしばらく続いていくことが予想されます。
しかし、企業や業態によっては社用パソコンやタブレットの支給が追いつかず、家庭にあるパソコンで仕事せざるを得ない人も少なくありません。一家に一台しかパソコンがない共働き世帯の場合、この時点でパソコンは「足りない」状態です。
子ども専用のパソコン選びで注意するポイント
パソコンは子どもに買い与えるには高価と感じますが、今後は学習机や教科書と同じような必需品として認知されていくことが予想されます。
文科省は、次の3つの要件をICT教育にふさわしいパソコンの機能として挙げています。
- キーボードつき
- カメラ機能つき(観察などの撮影用として)
- ソフト搭載(ワープロソフト、表計算ソフト、プレゼンテーションソフト)
また、これ以外に子どもの要望としてよく聞かれるのが「プログラミングやゲームができるパソコン」です。
一方的に選んで買い与えても「使いにくい」、「やりたいことができない」などの理由で使わなくなる可能性もあるので、きちんと家庭内で話し合って決めることが大切です。
親が重要視すべきはコスパとセキュリティ
保護者からすると、やはり心配なのはセキュリティです。
有害なサイトを閲覧してしまったり、本人も気づかないまま個人情報を漏洩してしまったりすることのないよう、安全な環境で使えるパソコンが理想です。慣れてくれば、親の見守りなしに一人でパソコンを使うことも想定されるため、リスク管理ができているパソコンを選びたいところです。
また、子どもにとって初めてのパソコンになる場合は、使いこなせるかどうかも心配。不注意で壊してしまったり思わぬ使い方で故障してしまう可能性もあるため、丈夫なモデルでなおかつ修理保証があるとコスパがよく使いやすいといえるでしょう。
小学生向け推奨パソコン:NEC LAVIEシリーズ
NECのLAVIEシリーズには小学生向けのパソコンとして、
- LAVIE Note Standard
- LAVIE Note Mobile
- LAVIE Home All-in-one
- LAVIE First Mobile
の4つの機種をラインナップ。
いずれも文科省の推奨する3つの要件を備えているモデルです。
また、ジュースをこぼしたり落下させたりといった不注意の破損の修理にも対応してくれる保証サービスも充実。パソコンの扱いに不慣れな子どもにも、安心して使用できそうです。
それぞれの機種は、大画面やスリムタイプ、キーボード着脱可能なタイプなど異なった特徴をもっているので、使うシーンに合わせて最適な機種を選べます。
無料の使い方相談も利用できるので、親がパソコンに詳しくないので不安、という場合も安心です。
NEC LAVIE:
まとめ: 子ども向けパソコンで学校も習い事も遊びもより充実
2020年は小学校の授業でもプログラミング教育が取り入れられ始め、オンライン教材の併用は増加していくと予想されます。それにともない、さまざまな習い事でもパソコンを活用しながら子どもの能力を伸ばす取り組みがおこなわれていくでしょう。
親のテレワークにより、子どもがパソコンが使えず課題ができない、という事態になる前に、子ども専用のパソコン購入を検討しておくと安心です。