23区の小・中学生にPC配布!日本のIT教育の今後とは?

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コロナウイルスの影響でオンライン教育やオンラインレッスンの整備が急務となった2020年。

海外と比較すると、日本はIT後進国といわれてきましたが、2021年になってようやく一歩、二歩と前進しつつあるのをご存知でしょうか。

23区内では、小中学生1人に1台のPCを配布する取り組みが進められています。

 

1人1台配布済みの荒川区、渋谷区、豊島区、港区

荒川区は、2014年にはすでに小・中学校30校にタブレットPC約13,000台を配布するなど全国的にも先駆的存在でした。その後、区内の全中学校、全小学校と段階的に1人1台体制を達成しています。

渋谷区の1人1台(タブレット)が整備されたのは、2017年9月です。その後2020年には全端末の入れ替え、ICT基盤の再構築を実施するなどアップデートにも気を配っています。

PCやタブレットはシステムが古くなると使いにくいだけでなく、セキュリティの脆弱性なども注意したいところ。定期的に刷新していくのは大切ですね。

豊島区は2020年9月、港区は同年10月にそれぞれ1人1台を達成しています。

 

2021年4月から1人1台PC配布の江東区

江東区では、2021年4月から1人1台のタブレット端末を本格活用できるよう、準備を進めています。

児童・生徒・教員にそれぞれ1台ずつタブレット端末が貸与され、学校の授業や宿題・配布物のチェックなどがおこなえるようになるとのことです。

 

そのほかの区も配備準備中、受託事業者選定中と準備進む

上記以外の区も、1人1台体制づくりに向けて準備中、あるいは受託事業者を選定中とされています。23区や東京都全体の小中学校でPCやタブレットがそろう日も、近いかもしれません。

 

GIGAスクール構想とは

これらのPC、タブレット端末配布は、東京都のGIGAスクール構想の一環です。

GIGAスクール構想とは、Global and Innovation Gateway for Allの略で、文科省の提唱する教育改革のひとつ。「子供たち一人ひとりに個別最適化され、創造性を育む教育 ICT環境の実現」が主な目標です。GIGAスクール構想で、1人1台端末環境は学校のスタンダードになるべきとされていましたが、配布や通信ネットワークの整備はここ数年思ったように進んでいませんでした。

しかし、近年になってようやく1人1台配布は現実のものとなり、それにともなって教育現場におけるIT革新も進むと考えられます。

 

PCやタブレットが教育現場で活用されIT教育の重要性高まる

タブレットやPCが1人1台体制になることで、教育現場におけるIT教育の必要性、重要性はますます高まっていくと予想されます。

ネットワークリテラシーや、PCの操作方法、配布物の閲覧やフォルダ整理などを身につけておくことは、正しい鉛筆の持ち方を覚えるくらい「当たり前のこと」になっていくかもしれません。

今でさえ、スマホやPCは若年層にとって「贅沢品」ではなくなりつつあります。IDの代わり、ON/OFF(学校/プライベート)でのコミュニケーション手段など、生活の一部になっています。特に、大学になるとレポートや各種申請などにPCを使うため幼い頃からある程度操作に熟達しておくことは必須でしょう。

今後は1人1台体制によって、よりその傾向が高まっていくのではないでしょうか。

 

PC操作、タブレット操作に慣れる早道はプログラミング

PCやタブレットは、ただ遊んでいるだけでは使いこなすことができません。習熟度に合わせた課題に取り組み、それをクリアしていくことでPC(タブレット)の利便性や危険性を把握し、正しく使えるような能力を培っていくことができます。

FlyNexiaのプログラミングレッスンは、STEAM教育を理念に掲げて、幅広い知識と応用力を養うことを目的としています。

ただ課題を与えるだけではなく、自ら課題やそのゴールを設定し、時には数学の能力で、時には芸術的なセンスで、トライしていく授業を実施しています。

さまざまな課題に取り組んでいくうちにPCの操作に慣れ、勉強に必要な作業を身につけることができるでしょう。

 

まとめ:PC配布で動き出すGIGAスクール構想、家庭も意識改革を

GIGAスクール構想で貸与されたPCは、やがて宿題や配布物を入れた状態で家庭に持ち帰ることもあるでしょう。

これまで以上に学校と家庭がシームレスに連携し、子どもの教育に関わるようになっていくはずです。つまり、GIGAスクール構想が浸透するためには家庭にも意識改革が必要ということ。

我が子がスムーズにPC操作に入り込めるよう、小さいうちから触れさせていくことは今後必要不可欠になってくるでしょう。

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