志望校は誰が決めるのか? ― 正しい親子の役割分担とは ―

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中学受験が近づく時期、FlyNexiaにも毎年のようにこんなお悩みが届きます。

「うちの子、どの学校が向いているんでしょう?」
「親が決めるのは違う気がする…でも、子どもだけに任せるのも不安で…」

実はこれ、多くのご家庭が必ず通る“受験迷走ゾーン”なんです。

 

💭よくある2つの“迷走パターン”

❌ パターン①:親が一方的に決めてしまう

・入学後に「思っていたのと違った…」
・勉強がつらい時、「頑張れないのは親のせい」と責めてしまう
・不満が親子関係へと波及しやすい

思春期のモチベーション低下につながるケースも多く、長期的にはリスクが大きいのです。

❌ パターン②:子どもに丸投げしてしまう

・判断材料が足りず、制服や校舎の綺麗さだけで決めてしまう
・入試制度の違いが理解できない

その結果「こんなはずじゃなかった…」という後悔につながることも。

 

✅ 理想は“親子共同作業型”

親が情報を集め、子どもが意思表示をする。

これが、今どきの中学受験でいちばん成功率の高い形です。

 

🌸失敗しない志望校選びの5ステップ

🌟ステップ①:「子ども像」の自己分析

  • 性格:内向?外交?理系?文系?
  • 学習スタイル:努力型?探究型?ディスカッション型?
  • 英語力や英検実績
  • 将来の夢
  • どんな中学生活を送りたいか

FlyNexiaでは「自己分析シート」を親子で書き出していただいています。

書くだけで、驚くほどお子さんの内面が見えてくるんです。

 

🌟ステップ②:AIツールで学校リサーチ

学校探し、まだGoogle検索だけでやっていますか?

今はAIを使うと、知りたい情報を一瞬で整理してくれます。

忙しいママの“時短の味方”です。

次回のブログで具体的なAI活用術をご紹介します!

 

🌟ステップ③:オンライン説明会・アーカイブ動画

「とりあえず合同説明会へ!」で、ブースが多すぎて迷子に…
パンフレットだけ大量に持ち帰って終了、というケース、多いんです。

だからこそ、事前の絞り込みとオンライン説明会が超重要。

 

🌟ステップ④:現地見学と個別相談

合同説明会より、実際の学校見学を強くおすすめします。

  • 教室の雰囲気
  • 先生・生徒の様子
  • 6年間過ごす空気感

そして何より大切なのは——
お母さん自身の“直感”です。

・文化祭で心が動いた瞬間
・個別相談で教育方針に共感したとき

この「現場感覚」が志望校選びを左右します。

 

🌟ステップ⑤:志望校を絞ったら、受験方式を整理!

・4科目型
・英検利用型
・プレゼン型
・新思考型(適性検査型)

ここで、わが家の「次男の志望校が変わった瞬間」を少しご紹介させてください。

🚆 わが家の実例:心が動いた“動画の出会い”

最初は芝浦工大附属中を志望していました。
でもある日、早稲田附属校の説明会動画を見て…

「寮生活で仲間と過ごす」という映像に、一気に心が動いたのです。

その後は主体的な学習が始まり、12月入試で合格。
受験方式も、英検2級を活かした新思考入試(英語選択)に決めました

制度を理解し、子どもの強みを生かして選択する。
これこそ「親子共同作業型」の志望校選びです。

🚧志望校選びでよくある落とし穴

  • 他人の合格実績に振り回される
  • 兄弟姉妹のコピペ進路
  • ブランド志向で選ぶ
  • 最新制度を調べきれていない

中学受験は“偏差値重視”から“教育内容設計”へシフトしています。

 

🌱志望校選びは“キャリアの土台”

志望校を決めるということは、
お子さんの最初のキャリア選択でもあります。

親が情報を集め、子どもが自分で選択する。
その経験が、その子の“主体性の根っこ”になります。

 

🌈【まとめ】これが今どきの王道スタイル

親が情報収集力を発揮し、子どもが主体性を育む。

この二人三脚スタイルこそ、令和の中学受験の新常識です。
焦らず、比べず、ゆっくり“最適な選択”を見つけていきましょう。

 

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