中学受験に関するノウハウや積み上げ学習には
さまざまなものがあります。
情報収集をしているうちに却って不安になってしまう
というご家庭もあるでしょう。
そんな時には、中学受験だけにとどまらず
広い意味での「教養」を身につけられる
英検受検をおすすめします。
なぜ中学受験には英検がおすすめ?
中学受験を検討しているご家庭は
すでにご存知かもしれませんが、
東京の中学受験シーンにおいて、
英検の存在感は増しています。
これは、
英検資格に応じて加点や試験の免除をすると
公表した学校が多いためです。
また、加点や試験免除はなくとも
英語に力を入れた教育方針を取る学校は
増えてきており、
今後数年間で英検による加点(試験免除)を
導入する学校も増加すると予想されています。
ゆえに、小学生のうちから英検にチャレンジさせよう
という動きもまた、高まっているのです。
目に見えるメリットだけではない!
英検の体験がもたらすもの
試験の免除、加点といった
目に見えやすいメリットだけでなく、
「自信」や「積極性」など
目に見えないメリットもたくさんあります。
・まだ志望校を決めていない
・親目線だと英検は「中高生のもの」というイメージ
・世界基準で見ると国内実施の英検に魅力を感じない
そんな方はぜひ、次の英検で得られるメリットを
ご確認ください。
東京の中学受験にじわじわ効く!
英検のメリット
では、ここからは、英検がもたらす加点や
試験免除以外の「目に見えないメリット」について
ご紹介しましょう。
目標に向かった学習習慣の獲得
小学校では小テストなどしか実施されません。
英検の試験日に向かって目標を立て、
学習していくことは受験にとってとても良い体験
になるはずです。
合格で勝ち取る自己肯定感
学校ではなまるをもらうこと、
ご家庭でほめられることも
自己肯定感の構築にとって重要ですが、
英検の合格証も大きな効果を発揮することでしょう。
1級ずつ合格していくことで、
次もやってみようという前向きな気持ちを
育むことができます。
面接で培う積極性
一人きりで舞台に立つピアノやバイオリンの発表会、
空手や柔道の試合。
こうした「誰の助けもなく自分で対処する」
という経験は中学受験の良い練習になります。
英検では3級以上から面接があるので、
一人の力を試す良い場面になるでしょう。
学年より進んだ勉強でもてる自信
中学受験で加点が認められるのは
概ね5級以上(中学校初級相当)です。
そのため、小学生で英検を受ける場合は
少し先の勉強をすることになり、
勉強に自信がもてるようになるはずです。
「試験」への予行練習という体験
中学受験は(本命の場合)、
一度きりの勝負です。
失敗できない場面で最大限の力を発揮することは、
いきなりできるようになるわけではありません。
一度限りの本番に臨む練習を積み重ねて、
来たる中学受験に備えることも大切です。
合否判断が苦手なら
TOEFLでステップ確認を
英検は、合格か不合格で判断されるため、
気の弱いお子さんや記念受検を目的とするご家庭には
ハードルが高く感じられるかもしれません。
また、英検は日本独自の基準で英語力をはかるため、
国際的にはいまいち魅力を感じられないという
グローバルな視野をもった方も多いでしょう。
そうしたご家庭におすすめしたいのは、
TOEFL Primaryです。
TOEFL Primaryは、世界中の
英語を母語としない子どもに広く
実施されている試験で、2段階のステップがあります。
TOEFL Primaryは合否ではなく、
スコアとバンドレベル(段階評価)で結果表示されます。
なので、「不合格」はありません。
TOEFLは世界中で実施されているので、
グローバルな基準で英語力を試せるところも魅力です。
さらに、TOEFL Junior Standardという試験もあり、
世界での「授業シーン」、
「同世代との英語によるコミュニケーション」
を想定した問題にチャレンジすることもできます。
TOEFL Junior Standardも、
スコアとバンドレベルでの評価なので、
合否について敏感になりやすいお年頃でも
受検しやすく、おすすめです。
まとめ:英検やTOEFLを活用すれば
中学受験のその先も見えてくる
小さなお子さんのいらっしゃるご家庭にとって、
いつ頃から中学受験の対策をすべきか?
という問題は大きなものだと思います。
特に、コロナ禍では目標だった留学を諦めたり
海外から一時帰国ができなかったり、
と大きな進路変更を余儀なくされた方も少なくありません。
その点英検やTOEFLは、
中学受験だけで使うものではないので
進路が変わったり状況が変わったりしても
無駄にならない学びといえるでしょう。
チャレンジ精神を培いながら
英語力を確かめられる英検、
多様化する中学受験への「備え」として、
そしてグローバルな人になるための準備として
検討してみてはいかがでしょうか。