結婚・育児・キャリア

結婚して日本企業に就職したことをきっかけに帰化をして、二人の子供を授かってからもキャリアを諦めずに実績を積み上げてきました。自分の能力を向上させることに常に高いモチベーションを維持できたからこそ乗り越えられたのだと思います。夫の転勤に伴い帯同した中国においては、未経験の人材紹介業界の拠点マネジメントに挑戦し、市況の悪い中でも業績を伸ばすことができました。母国とはいえ、日本とは大きく異なる環境下での新たなチャレンジには様々な苦労が伴いました。しかし、その努力が結果としてお客様の喜びや幸せ、チームメンバーの成長、会社の業績向上に繋がることを実体験できたことは私にとって非常に大きな財産となっており、仕事に対して常に前向きにチャレンジすることの大切さを改めて学ぶことが出来たと実感しています。

起業

テクノロジーの進歩は人類にかつてないほどの恩恵を与える一方で、不可解で複雑な世界をもたらしつつあります。今後10～20年の間に現在存在している職業の49％はAIに代替されるとの研究結果や、実際に単純作業や正解のある仕事が急速に自動化されつつある状況を鑑みますと、これまでのような知識詰め込み型で暗記力や正解力を重視する教育だけでは早晩行き詰ることは容易に想像できます。

このような時代に、子供たちが自分の人生を心から楽しんでもらうためには今何をするべきなのか、どのような力を身につける必要があるのか、ということを考え始めたことが起業のきっかけでした。

色々と調べた結果、英語とプログラミングのスキルがあれば、将来のキャリアの可能性を確実に広げられるということが分かりました。しかし、近隣の教育施設を全て見学/体験しましたが、満足できる理想の教育施設はありませんでした。そこで、「無いのであれば自分で作れば良い」と起業を決意したのです。

しかし、その頃の私は英語もプログラミングも全くの素人でした。そこで、仕事を辞めた直後からフィリピンに3か月間留学し、英語とプログラミング(エンジニア)の両方を学びました。この留学で基礎的なWEB関連の知識やエンジニアの実際の仕事内容などを学ぶことが出来ましたし、英語も日常会話には支障がないレベルまで上達させることができました。行動の速さにびっくりされることがあるのですが、やはり思いついた時に即行動に移さないと、やがてできなくなってしまうという想いがありました。

働く女性を応援したいという想い

私の起業は自分の子供たちの将来を考えたことが1つのきっかけだったのですが、働く女性として、働くママとしての経験も重要な部分を占めています。女性の場合は出産・育児の過程で自身のスキルアップが難しくなるという声を良く聞きます。私自身も育児で時短をする過程で業務の範囲が狭まり、評価を一方的に下げられた経験があります。その当時感じた違和感や悔しさは今も忘れることはありません。

社会を変えることは中々難しいですが、自分自身を変えることは想いがあれば可能です。

私は様々な環境の女性の方々の可能性を拡げ、心から喜んでいただけるようなサービスの構築に日々励んでいきたいと考えています。

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