子どもの習い事や預かり施設の場として非常に重宝するアフタースクールや英会話スクールですが、気になるのはやはり価格の側面です。
これらは一回きりの利用ではなく、何年も続けて通うことになる以上、料金がリーズナブルであるかどうかはスクールを選ぶ上でも非常に大きな要素になります。
今回はそんなアフタースクールや英会話スクールの月謝の相場について、簡単にご紹介していきます。
アフタースクールの月謝について
まずはアフタースクールの方から見ていきましょう。保護者が面倒を見れない時間帯でしっかりと預かってくれる頼りになる施設ですが、料金体系も様々です。
学童保育の形態によって料金は様々
アフタースクールは公立のものと民間のものがあり、公立のものの方が比較的安くなる傾向にあります。
超えることは稀なケースで、基本的には月額数千円であることがほとんどです。場合によっては無料で預かってくれることもあるため、経済的な事情を優先したい場合は公立のものが良いでしょう。
一方で民間となるとその価格にも大きな幅が出てくるようになります。月額が10万円を超えることはそうそうありませんが、多いのは月額数万円程度の施設です。
価格によるサービスの違い
公立と民間では料金設定に大きな違いがありますが、その差は実際に提供されるサービスの違いに現れます。
例えば公共の学童保育では価格が安い代わりに下校時間から19時くらいまでと早い時間までしか見てもらえない一方、民間の場合は深夜まで、場合によっては1泊したり、土日や夏休みなども通常通り預かってもらえるというケースが見られます。
仕事の都合が不規則である場合などは、民間の施設を利用するのが最適でしょう。
英会話スクールの月謝について
続いて英会話スクールの月謝についてです。
月謝の振れ幅はそこまで大きくはない
英会話教室は学童保育ほど月々の料金に差は大きくはありません。大抵の場合は5,000円から10,000円の間で収まっていることが多く、そこに入会金や教材費などが初期費用として上乗せされるといった具合です。
子供向けの英会話となるとビジネス英会話ほど複雑で難易度の高いものでもないため、カリキュラムが似たり寄ったりになることも料金に振れ幅がない理由として考えられます。
受講コースや、レッスン内容によって変動がある
ただ、プライベートレッスンや少人数教室、英検などの専門的なクラスを受講するとなると、通常のグループレッスンよりも高い料金設定になってくることがあります。
必ずしも受けなければいけないものではありませんが、英会話教室でどのようなスキルを身につけて欲しいかにもよるため、選ぶ際のポイントとしては、理想的なコースをその教室が有しているかどうかによるでしょう。
アフタースクール兼英会話の場合は?
アフタースクールも必要だけど、子どもの将来を考えて英会話も習わせておきたいという人は少なくありません。
共働き家庭が増えているということで習い事に通わせるのが大変という人も多いかと思いますが、ここで頼りになるのがアフタースクールと英会話教室を併設している施設です。
2つ通わせるのであればお得なのはこの方式
これらを別々に通わせるとなるとそれぞれに月謝を払ったり、入会金を用意したりする必要もあるものですが、ひとまとめになっていれば手続きや見学の手間も大きく省くことができるため、時間や経済的に余裕のない方でも安心して利用ができます。
精神的にも安心
また、アフタースクールの後に保護者が子どもを迎えに行き、別の英会話教室まで連れて行くという手間が省けるのもこの形態の特徴です。
帰りが遅い場合は英会話に連れて行く時間がないというケースも起こりがちですが、アフタースクール兼英会話の施設を利用すれば、そのまま預かってもらいながら英会話教室の授業を受け、保護者の帰りを待つこともできます。
時間的な制約が多い場合は、こちらを利用してみるのも良いでしょう。
おわりに
アフタースクールや英会話教室には様々な種類があり、それぞれで提供されているサービスも様々です。
各家庭にあったサービスを吟味しながら、利用を検討することをオススメします。