子ども達にとっては待ち遠しい夏休みや冬休みのような長期休みの存在ですが、保護者の方の中には、いつもとは異なるスケジュールで準備をしなければならないため、何かと忙しくなるという方も多いのではなないでしょうか。
長期休み中も学童保育は使える!
長期休みの間、学校こそ授業はありませんが、学童保育やキッズスクールはしっかりと開かれています。
学校がない長期休みの間も、学童保育はしっかりと活用することができます。今回は夏休みや冬休みの間に学童保育を利用する場合、通常とはどのような違いがあるのかなどについてご紹介していきます。
民間・公立問わず受け入れ施設アリ
民間や効率を問わず、学童保育はしっかりと利用できます。時間の融通が難しい公立の学童保育ですが、施設によって長期休み向けのスケジュールで開設されているため、近所に使えそうなところがないかを自治体のサイトなどから確認してみましょう。
塾などと同様、民間の学童保育となると、様々な催し物やカリキュラムとともに開設されているので、授業体験や一日見学などにも最適の機会と言えます。
夏休み期間だけの利用なども可能
普段は必要ないが、長期休みの間だけ利用したいという方でも気軽に利用できるのが学童保育です。
公立の場合は事前申し込みさえ行っておけば利用が可能ですし、民間の学童保育となればさらに利用は簡便です。
民間の場合は急な利用でも対応してくれることがほとんどなので、スケジュールが不安な場合はいくつか施設を予め調べておくのも良いでしょう。
通常の学童保育との違い
学期期間中の学童保育と、長期休み期間中の学童保育ではどのような違いがあるのでしょうか。
保育時間は要確認
1つ目は保育時間の変化です。夏休みや冬休みの間は日中の預かりがメインとなってきますが、朝は何時から、夜は何時までについては施設によってばらつきがあります。
民間学童の方が比較的長い時間預かってもらうことが可能なため、長時間の預かりとなる場合は検討してみましょう。
あるいは、日によって預かってもらいたい時間がまばらという場合も、民間の場合は柔軟に対応してもらうことが可能になります。
お弁当が必要になることも
学校がある日は給食などで昼ご飯は賄うことができますが、長期休みとなると保護者の方で用意する必要が出てくることも珍しくありません。
おやつなどは施設で出してもらうことはできますが、昼ご飯や夕食はあらかじめ準備する必要があるため、確認しておきましょう。
民間のキッズスクールなどでは昼食や夕食がついてくるサービスが用意されていることもあるため、その点も目を通しておくと良いでしょう。
長期休み中の1日の過ごし方
学校がない分、子どもたちには多くの自由時間が提供されることになりますが、学童保育での過ごし方はどういったものになるのでしょうか。
施設によって過ごし方は様々
基本的に、公立の学童保育では子どもたちが夏休みの宿題をする時間が設けられたり、備え付けのプールや運動場を解放して遊んで過ごすといったものになります。
あるいは自由研究向けの工作教室などが開かれたり、地域の催し物に参加したりといったケースもあります。
英会話教室や塾などが併設の民間学童の場合、夏休み向けのカリキュラムを受講しながら過ごすこともできるでしょう。
充実したスケジュールが用意されているところも
朝から晩まで預かり可能な民間学童では、少しでも有意義に時間を過ごすために毎日様々なイベントやスクールが用意されているところもあります。
長期休みだからできる一日プログラミング教室や、英会話の先生と過ごすクリスマスパーティなど、イベントは施設によって様々です。
普段とは違う過ごし方ができる分、その時にしか体験できないものも多いため、近くの教室でどのような催し物があるのかを確認しておくと良いでしょう。
おわりに
夏休みや冬休みなどの長期休み期間は、宿題などに追われることもあるものの、それを上回る自由時間が子ども達にとっては魅力となります。
家庭で面倒を見ることができない時間も有意義に過ごせるよう、学童保育を有効に活用すると良いでしょう。